山原大海

これまでの歩み

自分一人では達成できない。マネジメントの重要性。

私にとっての人生で最初の挫折は、中学3年生の冬のことでした。当時、団体スポーツへの強い憧れから、小学校高学年からラグビーを始め、「高校ラグビーの全国大会（花園）を目指すべく」両親に無理を言ってラグビー部のある私立中学校への進学をさせてもらいました。

私が、入学した中高一貫校（男子校）のラグビー部は、当時県内にはラグビー部が5校しかなく、その中で、2位争いをしているくらいの強さでした。入部当初、新入部員は15名ほど（その中に後の竹田社長もいました）、全体で40名ほどの部員数でした。
その中で、レギュラーメンバー（15名）に選ばれるために、休まず毎日、朝練・部活・居残り練、個人練習を行い、ラグビーの映像を見たり、本を読んだりしていました。その甲斐あって、1年生の終わり頃に部活ではレギュラー入りを果たし、翌年には念願の兵庫県選抜にも選ばれ、全国大会へ。そして、中学2年生の終わり、ラグビー部のキャプテンに任命されました。

しかし、そこからは挫折と失敗の連続でした。部員との方向性の違い、誰も来ない朝練、負けても悔しがらない同期、理不尽な先輩・コーチからの扱き。部員は1人、また1人と辞めていき、最後に残った上級生は5人でした。そして、最後に迎えた中学最後の大会。県大会は総当たり戦で行われ結果は全敗。１試合ずつ負けていく中で、自分の中の何かが砕けていくのを感じました。「自分が15人いれば、勝てるのに」一人の力では何もできないという絶望感を味わいました。
そして、私は夢だった花園を諦め、ラグビー部を去りました。

起業・独立に向けての人生の逆算

その後ラグビー部から、竹田さんの誘いを受けて柔道部に入部しますが、ラグビー部の頃の情熱はありませんでした。
ただ、無心で自分自身が強くなること、成長すること、ルーティンワークに逃げていました。

そんな中、高校2年生時に行ったニュージーランドで、自分の人生を変える出来事がありました。
短期留学中に、現地のラグビーチームの試合を友人に誘われ、観に行きました。その試合を見た時に、改めてラグビーをしていた当時の自分の感情が蘇ってきました。そして、試合終了（ノーサイド）の笛が鳴った時に、試合をしていた選手同士、そして何よりサポーター同士が敵味方関係なく相手を称え合う様を見て、「自分がしたかったことはこれだ」と改めて気がつきました。それは、ラグビーをしたいということでなく、「最高に熱い仲間たちと勝利に向け本気で挑み」「その過程も結果も、周りから応援される存在になる」
それが、自分が人生を通して成し遂げたいことだと気がつきました。

そのために、まずは自分のチーム（会社）を作ろう。高校の時に自分の新しい夢が決まりました。
そして、起業するという夢は少し形は変わりましたが、その夢は叶い。そして、新たな夢を追いかけ、日々奮闘しています。

仕事で大切にしていること・こだわり

目の前のお客様を笑顔に、どこまでも仕事を楽しむ

自分は仕事をする上での大事なことを、学生時代の副料理長から学びました。専門学校に入学する際に、関西から上京し、アルバイトをしながら生活をしていました。東京の家賃は高く、電気・ガス・水道をよく止めていました。そんな中、毎日バイトの終わりに賄いをいただいたり、賄いの残りを次の日のお弁当にさせていただいたり、夜は毎日飲みに連れて行ってもらっていました。
副料理長の料理の腕はもちろんのこと、それ以上にマネジメントのスキルと責任感の高さには目を見張るものがありました。
彼は自分に様々ことを教えてくれました。

「忙しい時、辛い時こそ、仲間と一緒に楽しむこと」
「お客様に提供するものを決して妥協しないこと」
「常にワクワクしながら楽しんで仕事をすること」
「常に周りをよく見て、困っている人を助けること」
「迷った時は、人に誇れる（かっこいいと思う）選択をとること」

どれだけ立場や状況が変わり、時間が経ったとしても、自分にとっての仕事の師は彼であり、彼と出会えたことが自分のキャリアに取って最も幸運であったと思っています。スキルは幾らでも学ぶことはできますが、仕事のスタンスやこだわりを学ぶことは難しい。だからこそ、自分自身も自分の後輩や部下に誇れる自分であれるように日々精進しています。

仕事で大切にしていること・こだわり

目の前の人に”自分ゴト”で向き合う

本当に助けて欲しい時に、本当に相談したい時、本当に寄り添って欲しい時
自分が本気で悩んでいる時に、相手に適当にあしらわれた経験はありませんか？
自分にとって重要でなくても、相手にとっては重要なことであることもあります。
だからこそ、目の前の人に全力で向き合う。
部下、後輩、友人、同僚、お客様。
困っている、悩んでいる目の前の人に全力で向き合っていきます。

誰よりもまっすぐに、本気で挑戦し続ける

不正、妥協、惰性、卑怯、不誠実、慢心、驕り、欺き、騙す。自分が間違っていると思うこと、ダサいことは絶対にしない。
揺るぎない信念を持って、本気で挑戦し続ける。会社のため、仲間のため、お客様のために。
どこまでもまっすぐに、本気で取り組むからこそ、そこに本質的なワクワク感（楽しさ）が生まれ、仕事は楽しくなる。
学生時代の部活動や受験勉強。勝つために、結果を出すために、本気で打ち込んだあの日々。
本気で挑戦し続けた、努力し続けたからこそ得られた達成感やワクワク感。
誰よりまっすぐに、”仕事は楽しい”そう思える働き方を体現していきます。

Cheer for Groupとの出会いと関わる理由を教えてください。

腐れ縁の悪友が再来

Cheer for Groupとの出会いは、株式会社CHEER ONEの竹田社長との再会がきっかけでした。彼とは、中・高・大のかれこれ10年来の友人で、高校卒業後は年に1回会うかどうか程度の関係性でした。なぜかお互いに何か大きな変化があるタイミング（ターニングポイント）に、相手から誘われて呑みに行っていました。そんな中、株式会社CHEER ONEの創業の際に、一緒に起業しないか？と声をかけていただきましたが、その際はお互いの事業方向性の違いから、一緒には起業せず、お互い違う会社を設立しました。その後数年の月日が流れ、売上を上げるために奮闘している中、また竹田社長からCHEER ONEを大きくする為に力を貸して欲しいと頼まれました。そこから、業務委託契約で株式会社CHEER ONEと関わらせていただき、社外COOとして経営の立て直し（特に社内のマネジメント）を1年間担当させていただきました。そして、2024年4月に竹田社長の熱意に打たれ、株式会社CHEER ONEにアサインする運びとなりました。彼には、不思議な魅力があり、Cheer forのメンバーとも彼を通じて関わらせていただくようになりました。

目指していること

まっすぐな人達が報われる社会に

ダサい大人が多すぎる。自分さえ良ければそれでいい。嘘をつき、弱者を騙して、自分の利とする。
そんな大人にはなりたくないし、なってほしくもない。
まっすぐに向き合っていきたいし、まっすぐに向き合って欲しい。

これから先、そして今、自分が関わるまっすぐな人たちが、
ちゃんと社会から評価され、まっすぐに生きてることを誇れるように。
目の前の人、そして社会に本気で向き合ってきます。

Cheer for 〇〇

Cheer for Members

私に取ってのCheer for 〇〇は仲間です。Cheer for に関わってくれる仲間達が、それぞれの成し遂げたい夢や目標を叶えられる。Cheer for メンバー達それぞれの応援したい”〇〇”を一緒に応援していきたい。そんな風に思える最高の仲間たちがここにはいます。それぞれの応援したい人、モノ、概念、社会、に対して各々が全力で向き合えるように、私はCheer for に関わってくれる仲間達を全力で応援していきます。